この絵本は、特別支援学級の児童たちと教師とのあいだで実際に交わされた絵日記をもとに描きました。
大西由美子先生の教え子たち、そのお母さん、お父さん、元同僚のご協力と思いの結集で作られた絵本です。
一人ひとりを愛すことがその人の天職だったという真実を、悲嘆の海底からすくいあげた、奇跡の真珠のような一冊。
愛は、この小さな絵本の中に勝利し、永遠に輝いています。
ドイツ文学翻訳者、『世界がもし100 人の村だったら』著者 池田香代子