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小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の作品には、日本の昔話をもとにした再話文学が多くあり、その中には、生きること。死ぬこと。愛すること。それらの神髄に通じるものが豊富にあります。いびら工房は、その物語を現代に合わせて《再話の再話・紙芝居》にしました。ぜひ、体感してみてください。
「梅津忠兵衛の物語」の再話の再話・紙芝居です。 力持ちで勇気のある若い侍、久右衛門。幼い頃に母親を亡くしてから、声に出すのは「うむむん」それだけ。久右衛門は、その日に門番の仕事をするため、暗い山道を城に向かっていた。もう少しで城に着く曲がり角・・・そこに、女が立っていた。
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怪談『ろくろ首』の再話の再話・紙芝居です。 戦国の世に武士として名前を馳せた回竜は、仏門に入り修行の旅を続けていた。ある日、山の中で日が暮れ、木の根を枕に寝ていると一人の木こりが現れる。とても親切なので木こりの住まいに一晩泊めてもらうことにした。そこで回竜が目にしたものは…。
江戸時代の終わり頃、1954年(安政元年)12月23日の朝。 グラッ グラ グラ グラッ! 「 地 震 だ !」 村人たちは、村長の指示のもと、神社に避難した。・・・しかし、夜になっても、津波は来なかった。 「これで、ひと安心じゃ...」朝になり、村人たちは、ホッとして、家に帰った。地震の後片付けをしていた、その日の夕方......。