紙芝居 しん・いなむらの火
  • しん・いなむらの火 ~小泉八雲シリーズ~
  • しん・いなむらの火 ~小泉八雲シリーズ~
  • しん・いなむらの火 ~小泉八雲シリーズ~
  • しん・いなむらの火 ~小泉八雲シリーズ~
原案: 小泉八雲「A Living God(生神)」
絵: 吉田恵子
脚本: 袋小路マシュ麻呂
企画: NPO法人アットホームホスピス
仕様: 16場面・4C×1C
本体: 幅380×高さ265mm
カバー: 幅382mm×高さ266mm×厚さ7mm
発行: いびら工房(2024年10月完成)
ISBN 978-4-9909101-9-8
価格: 2,530円(税抜 2,300円)

数量:

紙芝居『しん・いなむらの火』

〜いのちと災害のおはなし〜

ストーリー

江戸時代の終わり頃、1954年(安政元年)12月23日の朝。
グラッ グラ グラ グラッ! 「 地 震 だ !」
村人たちは、村長の指示のもと、神社に避難した。・・・しかし、夜になっても、津波は来なかった。
「これで、ひと安心じゃ...」朝になり、村人たちは、ホッとして、家に帰った。地震の後片付けをしていた、その日の夕方......。

脚本

『稲村の火』の物語りは、文部省小学校教科書の教材になった有名な話です。
原案である小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の「A living God(生神)」は、八雲の巧みな脚色により、「つなみ Tsunami」という言葉と『稲村の火』を世界に広めました。
この紙芝居は、史実を重んじました。そうした方が、濱口儀兵衛(濱口梧陵)の人となりがよく伝わるからです。

原案

小泉 八雲 こいずみ やくも / ラフカディオ・ハーン(1850 ~ 1904年)
中学校の英語教科書に小泉八雲の怪談『ムジナ』がありましたが、それほどまでに日本で親しまれた作家です。
ギリシャで生まれ、アメリカに渡って新聞記者として名をあげ、その後、島根県松江市に移り住みました。
そこで、日本人女性小泉セツと結婚し、日本に帰化します。代表的な作品に『怪談』『知られぬ日本の面影』があり、中でも『耳なし芳一の話』『雪おんな』はあまりにも有名です。