紙芝居 ろくろ首~小泉八雲シリーズ~
  • ろくろ首 ~小泉八雲シリーズ~
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原案: 小泉八雲「ろくろ首」
絵: こたにともこ   構成:吉田恵子
脚本: 袋小路マシュ麻呂
企画: NPO法人アットホームホスピス
仕様: 18場面・4C×1C
本体: 幅380×高さ264mm
カバー: 幅382mm×高さ266mm×厚さ7mm
発行: いびら工房(2023年8月)
ISBN 978-4-9909101-8-1
価格: 2,640円(税抜 2,400円)

数量:

紙芝居『ろくろ首』

〜いのちと戦争のおはなし〜

ストーリー

戦国の世に武士として名を馳せた回竜は、仏門に入り修行の旅を続けていた。ある日、山の中で日が暮れ、木の根を枕に寝ていると一人の木こりが現れる。とても親切なので木こりの住まいに一晩泊めてもらうことにした。そこで回竜が目にしたものは…。

脚本

小泉八雲の「怪談」に収録されている「ろくろ首」を、再話の再話として紙芝居にしました。
生きること自体が今より厳しかった戦国時代。必死で生きようとする個性豊かな登場人物たちが繰り広げる物語には、決して平和とは言えない現代にも通じる大切なメッセージが込められています。

原案

小泉 八雲 こいずみ やくも / ラフカディオ・ハーン(1850 ~ 1904年)
中学校の英語教科書に小泉八雲の怪談『ムジナ』がありましたが、それほどまでに日本で親しまれた作家です。
ギリシャで生まれ、アメリカに渡って新聞記者として名をあげ、その後、島根県松江市に移り住みました。
そこで、日本人女性小泉セツと結婚し、日本に帰化します。代表的な作品に『怪談』『知られぬ日本の面影』があり、中でも『耳なし芳一の話』『雪おんな』はあまりにも有名です。